2024年2月2日、ユニバーサルミュージックグループ(UMG)がTikTokとの契約更新に合意せず、契約が終了したと公式サイトにて発表がありました。
ユニバーサルミュージックは、「アーティストの権利・創造性・価値を守るために不可欠なものと認識している」と述べています。
UMGには、SEKAI NO OWARI、藤井風、Ado、アリアナ・グランデ、BTS、テイラー・スウィフトなど、多くの人気アーティストが在籍しており、TIkTokではこれらのアーティストの音源が使用できなくなりました。
また、過去に投稿された動画も無音になるなどの影響が出ており、TikTok運営側だけでなく、クリエイターにとっても大きなダメージとなっていることが伺えます。
今回、契約更新の交渉過程においてUMGは
「アーティストとソングライターへの適切な報酬」
「AIの有害な影響からアーティストを守ること」
「TikTokユーザーのオンライン上の安全性」
という3つの重要な課題を対処するよう提案しました。
しかしこれに対し「TikTokは無関心或いは威圧的な態度で応じた」と説明しています。
UMGは、「こうしたTikTokの姿勢が引き起こす問題を、これ以上看過するわけにはいかない」という考えを示すと共に、今回契約が合意に至らなかったことに伴い、ファンやクリエイターの方々が動画の制作で楽曲が使用できなくなることを謝罪しています。
また、「UMGとして、このたびの判断はアーティストの権利・創造性・価値を守るために不可欠なものと認識しており、皆様のご理解をいただけますと幸いです」ともコメントしています。
詳細な情報につきましては、「UNIVERSAL MUSIC JAPAN公式サイト」をご確認ください。
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