【MEO対策】Googleビジネスプロフィールで絶対NGの運用方法

2025-04-03 Multiflave

2025年3月、消費者庁は東京都の歯列矯正歯科の運用会社に対し、Google Map上で景品表示法に触れるステルスマーケティングを行なったとして再発防止を命じました。今回はGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)で絶対NGな運用の注意点を解説します。

MEO対策のGoogle マイビジネスでステマは禁止Googleビジネスプロフィール運用でやってはいけないこと

昨今では飲食店やクリニックなどの店舗集客においてSEO対策以上にMEO対策の重要性が増しています。
SEO対策と比べ、集客につながるコスパの良さが一つの要因ですが、お金を払えば上位表示できてしまう大手グルメサイトなどと比べて信頼性が高いことも要因の一つです。そういった信頼性を担保するためにGoogle Business profileの利用規約では以下のような情報の発信を禁じています。

・ユーザーを誤解させる情報や、質の低い、関連性のない情報を掲載する
・ギャンブルやアルコールなどの禁止コンテンツを掲載する
・口コミに対する報酬を提供する
・ビジネス説明にキャンペーンなどのアピール情報を掲載する
・虚偽の店舗住所を登録する
・実際に取り扱っている商品やサービスと異なる内容を掲載する
・関係ない情報を説明欄に載せる
・肯定的な内容の口コミを顧客に募る行為を行う

この中でも特に「口コミに対する報酬を提供する」という項目は多くの飲食店などの店舗が知らず知らずのうちにやってしまいがちですが、こういった投稿やキャンペーンが発覚すると検索結果を落とされたり、最悪の場合、Google ビジネスプロフィール自体の利用を停止させられてしまいます。

利用停止だけでは済まないステマの可能性

「口コミに対する報酬を提供する」に関しては、Googleの利用規約だけではなく、法律に触れる可能性がございます。
2023年10月に景品表示法の一部改正が行われ、いわゆるステルスマーケティングは規制の対象となりました。
ステルスマーケティングとは「消費者に対し、広告であると明記せずに行う販促・宣伝行為」と定義されます。
インスタのハッシュタグでも#PR がついている投稿もステマ対策の一環です。

冒頭で触れた歯科クリニックは利用者に対し、Googleマップの口コミで星5評価のレビュー投稿を依頼し、その見返りとして5000円分のQUOカードをプレゼントしていました。2024年にも星5評価のクチコミを投稿した患者に対しインフルエンザワクチンの接種費用を割引くと伝え、合計45件の星5評価が投稿されました。
消費者庁としては、まずステマ行為の取りやめと該当コメントの削除、再発防止を命じていますが、措置命令に従わなかった場合、懲役や罰金が科される可能性があります。

ただ、もっと深刻な問題は「社会的な信頼の喪失」です。
特に飲食店やクリニックなど、食や健康に関するサービスを展開している場合、消費者はその安心や信頼度にとても敏感です。
その店舗が「嘘をつく」というレッテルが貼られてしまいますので、その後の経営自体も困難になってしまうでしょう。

Google ビジネスプロフィールの規約や、関連する法律は日々変化します。
特に店舗経営者は店舗の運営や売上対策に手を取られ、そこまで気が回らないことが多いかと思います。
大きな失敗をしてしまう前に、思い切って運用を専門の業者に任せてしまうのも良いでしょう。ご相談等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

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