Instagramの最高責任者Adam Mosseri氏は2025年2月に自身のThreadsにてインスタのコメント欄に「嫌いボタン」の設置をテスト中だと発表しました。今回は「よくないね」ボタンとも呼ばれるこの機能の狙いや影響について解説していきます。
インスタコメントの嫌いボタン実装の背景
Adam氏は自身のThreadsでこのように投稿しています。
https://www.threads.net/@mosseri/post/DGD12NZPjwb
この投稿によると現在は試験的にテストを行なっている段階で、最終的には嫌いボタンで加算されるシグナルをコメントの表示順序に反映するようです。
この機能では、dislikeの評価数は表示されず、誰がボタンを押したかもわからない仕様になっています。
インスタグラムは、かねてからユーザー同士の健全なコミュニケーションを重要視しておりますが、そのユーザー体験の質は以前と比べて落ちていると言わざるをえません。
最近もインフルエンサーや芸能人の失言やスキャンダル、一般人でもバイトテロ投稿に起因する炎上騒動が後を絶ちません。
特にコメント欄の、その人のファンや擁護するユーザーと攻撃しようとするユーザーの争いには目に余るものがあります。
嫌いボタンの実装により、そういった争いを少しでも目立たなくする狙いがあるようです。
嫌いボタンで炎上を回避できるのか
嫌いボタンを設置することでこのような騒動は収まるのでしょうか?
結論から言うと答えはNoです。
一般ユーザーの方の目には留まりにくくなるかもしれませんが、炎上に参加している人はネットユーザー全体の0.5%にも満たない、ごく一部の人間によって引き起こされます。
その0.5%の人間は、もともと自分がフォローしていないアカウントをわざわざ検索し、コメントを残しにきています。それだけの労力や時間をかけるユーザーは、自分と対立する意見を上から下までチェックするので多少順位が変わっても、意味がないと言えるでしょう。
根本的に炎上を回避するためには、炎上の原因を学び、投稿時のチェック体制を整えたり、炎上時の対応フローを整えるようにしましょう。
SNSの運用でお悩みでしたら、ぜひお気軽にMultiflaveにご相談ください。
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