Threadsの収益化プログラム「Threads bonus」をMetaがテスト中

Threads（スレッズ）は2023年7月6日にMeta社（Facebook同グループ）が開発し、配信初日から3,000万人のアカウントが作成されたことで話題になりました。主にテキストと画像を配信できるSNSであることにより、X（旧Twitter）と競合する点が注目されています。

2024年4月4日、ビジネスインサイダーがMeta社に確認をした結果、Threadsユーザーに対して報酬を支払うプログラムのテストを開始したことを発表しました。

Threadsの収益化プログラムは「Threads bonus（スレッズ ボーナス）」と呼ばれるもので、現在は招待された一部ユーザーのみが利用できます。

Threads bonusに参加するために

このボーナスプログラムは、「自分がポストした投稿の数やインプレッション（閲覧回数）」に応じて報酬を受け取ることができます。ただし、収益化には最低でも各ポスト2,500回のインプレッションが必要となります。

ボーナスプログラムに参加するためには、Instagramでボーナスを有効にするほか、Threadsアカウントを公開設定にする必要があります。また、Instagramクリエイターインセンティブ規約に同意し、Instagramのボーナスに関するルールに従わなくてはなりません。

収益化の条件とは？

このプログラムで収益化の対象となるポストは、以下の通りとなります。

・2,500回以上閲覧されている
・閲覧数を不正に操作していない
・投稿者が権利を有している
・テキストを含んでいる
・ボーナスプログラムの対象言語である
・ブランドコンテンツではない
・サードパーティープラットフォームのロゴや透かしが入っていない
・Instagramのコンテンツ収益化ポリシーに違反していない

これらの条件をすべて満たしていない場合、たとえ閲覧数の多いポストであっても報酬を得ることはできないので注意してください。

ボーナスプログラムの参加費用

X（旧Twitter）では、インプレッション数で報酬を得るためには有料プランに加入する必要がありますが、現時点でThreadsに有料プランは存在していないため、Threads bonusは無料で利用できる可能性が高いです。

Threads bonusで懸念されるデメリット

最近Xで問題視されているようなインプレッション稼ぎを目的とした「インプレゾンビ」が発生する恐れが懸念されています。

代表的な例としては、「人気のポストを闇雲に連投する」「ポストの内容に無関係のリプライを送りつける」又はフェイクニュースの配信によるインプレッション稼ぎ。

まとめ

現在は招待されたユーザーのみ参加できますが、今後すべてのユーザーが参加できるようになった時のために、プロフィールの公開設定や各種設定、規約の再確認をしておきましょう。

また、弊社はインターナショナルな人材がお客様のSNS運用を行なっているため、常に最新情報とテクニックをもとにクリエイティブな手法でアカウントを成長させています。ご相談等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

より詳細な情報は、Instagramヘルプセンターをご確認ください。