2025年3月にインスタグラムから新しい動画編集アプリ「Edits」がリリースされます。
今回はまだ予約段階のこのアプリにどんな機能が実装されているのかを事前情報を元に解説していきます。
インスタ新アプリEditsの特徴
Instagramからリリース予定の新しい編集アプリの特徴についてまとめました。
1,金額は無料
アプリ内課金が発生する可能性はありますが、現状は無料でダウンロード可能です。損はないので一度試しに使ってみると良いかも知れません。PC版は今のところ未実装なようです。
2,ウォーターマークが付かない
動画をエクスポートする際、大抵のアプリがウォーターマークと呼ばれるアプリアイコンの透かしが自動的に入る仕様になっています。Cap Cutでも編集時のタイムラインの最後に「Cup Cut」のロゴがデフォルトで入る仕様になっています。
ウォーターマークはインスタやTikTokなどのSNSでは入っていない方が良いとされています。特に他社のロゴの透かしが入っているとAIに感知され、バズりにくいのが現状です。
Editsでは透かしなしで編集した動画を書き出すことができるので、どのプラットフォームでも投稿しやすい仕様となっています。
3,インスタグラムが作ったアプリで親和性バッチリ
「投稿してみたらちょっと切れちゃった」というような経験はありませんか?
Editsはインスタグラムが作ったアプリなので解像度や縦横比などで困るといった問題も解消されることでしょう。
また、インスタ運用において「新しい機能を使う」という行為はシグナル的に優遇されやすい傾向にあります。Editsで編集したリール動画をそのまま連動させているインスタアカウントに投稿すれば、優先的に表示されてインプレッションが稼げるかもしれません。
4,Editsのその他の機能的特徴
・字幕の自動生成機能
・AIアニメーションで画像を動かす
・音声をクリアにするノイズ除去機能
・最大10分間の高品質クリップを撮影、編集可能
・グリーンスクリーンやオーバーレイによる背景変更に対応
・多様なフォント、音声やボイスエフェクト、フィルター、ステッカーの使用
・解像度、フレームレート、ダイナミックレンジの設定やズーム可能なカメラ機能
編集アプリがリリースされる背景
ここ最近、インスタグラムはプロフィールから閲覧できる画像を長方形にしたり、リール動画を3分まで投稿できるようにしたりと、TikTokを意識したアップデートを繰り返しています。そもそもリール自体がTikTokを意識したUIですが、リール以外にもThreadsはX(旧Twitter)を意識したテキストベースのSNSです。
このようにインスタグラムは、これまでにも様々なSNSの機能を真似てきましたが、今回の動画編集アプリEditsの、このタイミングでのリリースは米国内でTikTokが禁止されたことが原因と予想されます。
TikTokと開発元が同じバイトダンスが運用するCap Cutは現状、世界で最も使用されている動画編集アプリですが、そこから乗り換えるユーザーを一気に囲い込むことで、多くのクリエイターを獲得する狙いでしょう。
今後も各種SNSのシェア獲得争いから目が離せません。
#Instagram #Edits #動画編集
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